2016-12-22から1日間の記事一覧

訴訟能力回復の見込みがない者を被告人の地位にとどめおく理由はない

以前の記事でとりあげた問題について、平成28年12月19日、最高裁が判断を示した*1。詳細は直接当該記事を参照してもらいたいが、おおむね以下のような問題である*2。 被告人が心神喪失の状態にあるとき、刑訴法314条1項によって公判手続は停止される*1。この…