飽きもせずに同じことを……
とりあえず
なんでもいいから書いておかないと、どんどんブログ更新が億劫になってしまう……。
「ジェンダーバイアスのかかった漫画は滅びればいい」。漫画家・楠本まきはなぜ登場人物にこう語らせたのか | ハフポスト
楠本まき"ジェンダーバイアスのある漫画を規制しろ" 少女漫画家が唱える自分勝手なファシズムの恐ろしさ - Togetter
新しいことは書かないし、多少不正確にもなるけどご了承ください。詳細はリンク先の各拙記事を参照ということで。
進歩がない
ジェンダーバイアスに関するなんらかのガイドラインを設けては、というくらいの主張に対して、分かってない感じの人たちが分かってない感じの大騒ぎをくりひろげるといういつものやつ。本当に進歩がない。
まあ進歩がない理由については分かっていて、相手の主張をきちんと理解しようという姿勢がないからなんだよね。
もう書いた。
ガイドラインが「強制」ですか(笑)
それにしてもこの種のヒステリックな反発をする人たちって、ほんとに言葉が軽いよなあ。ガイドラインの策定程度のことが「強制」で「全体主義」ですか。(表現の自由をはじめとする)憲法上の権利が一次的には対国家的なものであるということすら意識してないから、こういう反応になっちゃうのかな。
ガイドラインに強制力なんてないし、そもそも冒頭の記事でガイドライン策定を提案してる楠本さん自身、ガイドラインにふれるような表現も載せうるとはっきり言ってるんだけどな。
これももう書いたな。
危害原理(笑)
そうそう、こういう話をしてると、「他者の権利を侵害する場合でない限り、表現の自由を制約することは許されない」的なことをうわ言のようにくり返す人が現れるよね。いわゆる危害原理(笑)。
でも危害原理って、一部の特殊な人たちが信仰してる宗教みたいなものというか、まあはっきり言って幻想で、現実にはまったくそんなことないから。個人の権利に還元できない社会的な利益のために表現が規制されてる例なんていくらでもあるよ。
ついでに言っておけば、こうした社会的な利益とか、さらには権利侵害の有無も、実務上往々にして社会通念に照らしてその判断がなされるわけで、こういう社会通念を「個人のお気持ち」だとか「単なる主観」だとか言って勝手に矮小化しちゃうのも「お花畑」的だよね。
このあたりのことも書いたんだよなあ。
結局
ぜんぶもう書いてるわけですよ。進歩のない人たちが同じ話をくりかえしてて、こっちも倦まずに同じ話をし続けなければならないのかもしれないけど、まあ徒労感はある。