またか

記事にするほどのものでもないかもしれませんが、関係あるようなないような話を2題。

ゴミ

また出たよ。

テクニシャン型コリアン国士yas-malさんの着地点

はてな匿名ダイアリーで個人攻撃。

定期的にこういう卑怯者がわいてくるので私も定期的にこれを言わないといけません。

 

はてな匿名ダイアリーでの個人への言及はほぼ規約違反規約違反の卑怯者が偉そうにするな。

 

こういうのは削除申立てをすれば、悪質な場合ははてなの利用停止にまで持っていけるので、いやな思いをされた方はどんどん申立てを行えばよいと思います。以下の記事を参照してください。

増田での個人攻撃の度が過ぎる - U.G.R.R.

私はこうして折にふれて削除申立てができることを周知していますが、その後の経過などを見ていると、申立てをされる方は必ずしも多くないようです。塵芥の戯言など意に介さないのはある意味で当然のことかもしれません。ただ、上記のとおり規約違反をくり返せばはてなの利用停止もありうるわけで、コツコツと申立てをくり返すことは、この種の卑怯者を一掃することにもつながります(それは、新たな被害の発生を防ぐということでもあります)。個人的には、被害を受けた方は積極的に申立てを行ってほしいなと思います。

それにしても、この卑怯者が追記で「知性とか廉恥とか人格」などと言い出していて笑ってしまいました。私は他人の知性を云々するようなことはしたくない(し、そもそも定量的に把握できるものでもない)のでその点は措きますが、恥知らずで人格の卑しいこの規約違反者と比べれば、どう考えても名を挙げられた方々の方がはるかに高潔でしょう。

政治的中立性ねえ 

こちらもまたか、という感じ。

「政治的中立性損なう」 美術展で茅ケ崎市教委、共催辞退|カナロコ|神奈川新聞ニュース

茅ヶ崎市教委の共催する美術展に出展された版画について、「一部の主義、主張を展示している」などと水島誠司市議(自民党茅ヶ崎)が市教委に対して圧力をかけ、市教委も、「同版画中の文言にある主義主張を市教委が発信していると誤解されるおそれがあり、そうなれば政治的中立性を保てない」などとして一時共催から外れた、という事件です。

なお、問題の版画は辺野古キャンプ・シュワブゲート前を髣髴とさせる風景を描くものであり、その中に「辺野古の海埋めるな!」「命どぅ宝」などの文言が記されていたようです。

脱力してしまってあまり多くを語る気にもなれないのですが、手短に。

俳句掲載拒否訴訟を覚えていますか。従前句会で選出された俳句を自身が発行する月報に掲載していたさいたま市大宮区の公民館が、「『九条守れ』の女性デモ」との文言を含む選出句について、やはり「政治的中立性を損なう」などとして、月報への掲載を拒否した事件です。この事件については、つい先月双方の上告が退けられ市側の敗訴が確定しているのですが*1、その控訴審の判決文から引用しておきましょう*2。なお、引用文中「本件たより」とは、公民館が発行している月報をいいます。

本件句会の名称及び作者名が明示されることになっていることからすれば、本件たよりの読者としては、本件俳句の著作者の思想、信条として本件俳句の意味内容を理解するのであって、三橋公民館の立場として、本件俳句の意味内容について賛意を表明したものではないことは、その体裁上明らかである 

月報に掲載された俳句に作者名が明示されている場合、その俳句に表現された思想・信条は作者のものとして理解され、月報の発行者がその表現内容に賛意を示したものでないことは、体裁上明らかと言える。本来、裁判所の指摘を俟つまでもない当然のことです。今回美術展に展示された版画も作者名は明示されていたものと思われますから、そこに表現された思想・信条は作者自身のものと理解され、これに美術展の共催者が賛意を示したものでないことは体裁上明らかと言えるでしょう。「同版画中の文言にある主義主張を市教委が発信していると誤解されるおそれ」はなく、政治的中立性を気にする必要などないと、私は思います。

また、そもそも今回の版画はキャンプ・シュワブを髣髴とさせる風景を描いたものだということですが、同地には当然版画中にも記されていた「辺野古の海埋めるな!」「命どぅ宝」といった文言の立看板やプラカード等があるだろうと思われます。こうした文言が問題だというのであれば、キャンプ・シュワブの風景を描くこと自体が問題だという方向に進みかねないのではないでしょうか。風景画を描くことにさえ気をつかわなければならない社会。なかなかのディストピアですね。

 

本当に、うんざりです。